「建物の骨格」をつくるやりがい、鉄筋工という仕事の魅力
鉄筋工の仕事は、建物の「骨格」を形づくる仕事です。
鉄筋コンクリート(RC)造の建物で、鉄筋はコンクリートを内部から支える柱のような役割を持ちます。
たとえば、マンションや学校、病院など日々の暮らしを支える建物の強度は、この鉄筋にかかっているといっても過言ではありません。
そんな重要な構造部分を図面通りに、そして正確に組み立てていくのが鉄筋工の使命です。
現場は昭島市を拠点に、都内全域、関東一円。
担当するのはマンション、公共施設、ビルなどさまざまなRC造の建物です。
もちろん最初からすべてをこなせる必要はありません。
未経験からスタートする若手も多く、経験豊富な先輩たちが、作業の手順や安全面までしっかり教えてくれます。
仕事に必要な道具の名前や、鉄筋の縛り方、結束線の扱い方など、少しずつ覚えていけば大丈夫です。
「初めは全然分からなかったけど、1年経ったらすっかり馴染んだ」なんて声もよく聞きます。
この仕事に向いているのは、「ものづくりが好き」「体を動かすのが得意」というタイプ。
実際、現場では声をかけ合いながら進めることが多く、報連相が自然と身についていきます。
建物が完成したとき、「あの建物の中には自分の手が加わっているんだ」と実感できる、それが鉄筋工のやりがいです。